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第四回 東京教室 研鑽会 6/3

東京教室の研鑽会も早四回目となりました。
唄、三味線以外に、締太鼓、小鼓、笛、踊り等、今回も色々と挑戦いたします。
会場は、国の登録有形文化財である「代々木能舞台」。初台にある屋敷内能舞台で、屋内の敷舞台は昭和8年、中庭の本舞台は昭和25年の建築です。今回の研鑽会は敷舞台で演奏いたします。
ちょっと三味線を聴いてみたい方、邦楽にご興味のある方、能舞台を見てみたい方、初夏の一日、お気軽にお越しください。
今年入会した期待の大型新人(10歳)も初舞台です。ベテランも若手も、日頃のお稽古の成果を発表しようと、只今、お稽古中!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
・日 時 平成29年6月3日(土) 開場 14時 開演 14時半
・場 所 代々木能舞台
渋谷区代々木4-36-14
http://www.yoyoginoubutai.com/
・入場料 無料
・主 催 朝川会
・お問い合わせ お問い合わせフォームよりご連絡ください。

AEON新潟南の発表会に出演 4/23
AEON新潟南のカルチャースクール「JEUGUA」の端唄三味線教室のメンバーが、カルチャースクールの発表会「スプリング フェスティバル」に出演します。
他にも、フラダンスなどの踊り、楽器演奏など、様々なジャンルの教室の発表があります。
お時間ございましたら、ぜひお越しください。端唄三味線は、二番目の出演です!
**スプリング フェスティバル**
・日 時 4/23 (日) 9:45~15:00
朝川会のメンバーは10時に出演します!
・場 所 イオンモール新潟南1F マリンコート
行列揃えて

「お江戸日本橋 七つ立ち~」
先日、新潟のメディアシップ教室では、「お江戸日本橋」をお稽古していた。
「江戸時代の七つというのは、だいたい今の何時位で」など、歌詞にまつわる話もする。江戸時代は不定時法なので、今の何時とははっきり言えないが、春分の日か秋分の日だと、一刻が2時間位。なので七つは夜明けの2時間前位ということになる。「高輪夜明けて提灯消す」とあるから、日本橋から高輪まで、だいたい2時間位歩いたということだ。
浮世絵の「東海道五十三次」では、「日本橋」は、大名行列が橋の上を通っている絵だ。
「大名行列って、どんな風に歩いていたと思いますか」と聞いてみた。
江戸時代の人は、足並み揃えての行進はしないし、できない。集団として、乱すものなく整然とリズムに合わせて行動するのは、西洋式の動きである。
明治になってから、幼稚園や学校、軍隊などに取り入れられた。
じゃあ、どうやって歩いていたのか。
皆で、ぞろぞろと歩いていたのである。
私は、子供の頃、オリンピックの入場式で、日本の選手団が整然と歩いているのに比べ、ヨーロッパの選手団が自由に歩いて、手を振ったり笑ったりしているのを見て、「日本と違うなあ。いいなあ。整列して歩くのが、日本人なんだろうな」と思っていた。
けれど、実はそれは明治以降の話だったのだ。
「大名行列は、足並みを揃えて整然と行進しているのではなく、ぞろぞろと歩いていました」と話したところ、妙齢の女性の生徒さんがにっこりして言った。
「そうよねえ。そうじゃなきゃ、疲れちゃうものねえ」
本当にそうだ。
「お江戸日本橋 七つ立ち 初のぼり
行列揃えて あれわいさのさ」
この行列は、初めての上方見物でわくわくしている人たちが、皆で、ぞろぞろと歩いているという風景だ。そうじゃなきゃ疲れて、高輪までも行けないかもしれない。
石田迪子さん出演します
東京教室の石田迪子さんは、女優さん。
石田さんが出演するお芝居が、4月に高円寺であります。
ご興味のある方は、ぜひ。
「ダズリンズ=デビュタント」
あやめ十八番 第八回公演
・日程 4月19日(水)から23日(日)
・場所 座・高円寺1
・料金 S席 4000円 A席 3500円 学生割引 2500円 高校生以下 無料
公演詳細はこちら
「鳴物を体験しよう」東京教室勉強会
第二回 朝川会東京教室の勉強会を、3月18日に行いました。
今回のお題は、「鳴物を体験しよう」です。今までも、研鑽会やお浚い会では、何人かに太鼓や鉦を演奏していただいていましたが、皆様から「やってみたい」との声をいただいていましたので、今回のテーマにしました。
体験する楽器は、「締太鼓」「桶胴」「鉦」「オルゴール」「鶯笛」「虫笛」です。
まずは、締太鼓の調べ(横に巻いてある麻紐)を締め上げるところから、見ていただきました。「締めるから締太鼓なんですねえ」。そうなんです。
それから、それぞれの楽器の材質、演奏の仕方を説明。簡単な手(パターン)を皆で演奏してみてから、「梅は咲いたか」や「かっぽれ」の三味線と唄に合わせて、太鼓と鉦を合奏しました。
次に、オルゴール、鶯笛、虫笛を体験、「いい音ですね」とびっくり。
最後は、「柝(き)」(歌舞伎の最初などに、チョンチョンという音がするあれです)を体験。「これは、いい音を出すのは、なかなかむずかしいですね」と言いながらも、「チョン」といい音がすると、皆で「おお」と歓声が。
恐る恐る演奏する人、途中でアレアレっとなった人、など、笑いあり、歓声ありの、あっという間の1時間半でした。
次回は、4月に第三回を開催予定。お題は、「端唄の舞台を知ろう1」端唄の歌詞に出てくる色々な場所を、地図や浮世絵などを見ながら、どんな場所だったのかを学びます。
5月には、「端唄の舞台を知ろう2」と題して、実際に端唄の舞台になった場所をめぐる予定です。
春が来た
いよいよ春だ。
今週の始め、新潟の庭では椿が咲き、福寿草のつぼみも膨らみ始めていた。


梅も咲き、ふきのとうの天ぷらも、今年お初で食べた。美味しかった。
庭と畑を一周すると、天ぷらにする位は十分に取れる、つくづく自然の恵みはありがたい。
さて、本日は東京。
暑さ寒さも彼岸までと、昔から言われているけど、やはり本当にそうだ。
今日は、東京は春の暖かさ。近所を散歩すると、あるある、春が。

早くも咲いている桜の木には、うぐいすが留まっていた。逃げないでいてくれたので、よく見えた。久しぶりにこんな近くでうぐいすを見た。本当にうぐいす色。
白木蓮が青空に映える。

この花が咲き始めると、後はどんどん春の花が咲き始める。きれいだ。
川にはお昼寝中のカルガモ。気持ちよさそうだ。

いよいよ春が来た。訳もなく楽しい。
体験、お越しいただきました
朝川会では、見学、体験大歓迎。唄でも三味線でも、いつでも見学、体験を受け付けています。
今週は、お一人体験にお越しいただきました。

普段は、スポーツ中心の男性。三味線を手にするのは始めてですが、そこはスポーツで培った運動神経。撥の持ち方、糸の弾き方など、スムーズにこなされ、30分の間に、「梅は咲いたか」の最初のフレーズを弾くところまで進みました。さすが身体能力が高い!
終了後は、足のしびれがきつい!感じでしたが、「集中できて楽しかった」との感想をいただきました。
「三味線っていい音なんですね」と、音も楽しんでいただけました。また、機会がありましたら、聞く、演奏する、ぜひご体験ください。
朝川会では、三味線の見学、体験いつでも受け付けております。
ご希望がございましたら、ぜひ、ご連絡くださいませ。
冬のなごり
2月の終わりになると、もう雪はないのだが、急に夜寒くなったりすると、朝方雪が積もっていたりする。
先月末にも、そんな朝があった。昨夜は何もなかったのに、起きたら積雪15センチ。
畑へ行ってみると、一面の雪景色。


庭の植木も、砂糖菓子のよう。

でも、朝からすぐに晴れ間が広がり、昼過ぎには、みんな溶けてしまった。
朝の雪が嘘のようだ。
先日は、放射冷却で、朝、庭の葉が薄く凍っていた。

これも、朝日が当たるまで。一瞬の光景だ。
鳥の話2
夕暮れに庭の木がシルエットになっている。なんだかおもしろい。
今日あったことを話しているのだろうか。それとも、今晩見る夢のこと?

外国の研究者の鳥の研究の本を読んだ。
ある研究者は、自由に鳥が出たり入ったりできるようにして、鳥と仲良くなったそうだ。そうすると、庭で巣を作り雛が生まれると、その鳥は、子供たちを連れてきてその研究者にみせるのだという。
あれ、こんな話、どこかで読んだぞと思ったら、思い出した。江戸時代の話だ。
江戸時代は、禁猟だったので、日本中におびただしい数の鳥がいて、まさに鳥の楽園だったという。人々と鳥もとても近い関係だった。
庭の木に巣を作り雛が生まれると、庭に子供たちを連れてきて、住人の人間に見せるのだという話だ。まさに同じだ。
でも、これを書いた人は、研究者ではない。ごく普通の暮らしをしている人だ。ということは、特別な人が体験することではなく、普通の出来事だったと思われる。
研究者の書いた本には、「いつの日か、人間の子供が、鳥と一緒に楽しく遊べるようになる時が来るかもしれない」と書いてあった。
しかし、江戸時代は、「オナガが小さな女の子のよい遊び相手で、お守りをしてくれた」ということだ。
明治の文明開化に比べて、江戸時代は、遅れた、非科学的な時代と思われている。しかし、鳥に関してはどうやら違うらしい。
鳥の話
ようやく春めいてきた。空の色がやさしくなり、雲とのコントラストがきれい。

鳥を見るのが好きだ。
台所の窓から見える木によく来る鳥は、今なら、ヒヨドリ、オナガ。
「ギイーギイー」と大きな声で鳴いているので、ヒヨドリはすぐわかる。灰色の小鳥で尾が三味線の撥の形をしている。三味線弾きとしては、なんとなく親近感を持ってしまう。この辺では、別名「ギーギー鳥」。そのまんまの名前だ。
オナガはとてもきれいな鳥だ。頭が黒くて、胸は真っ白、羽が水色、尾がとても長くてこちらも水色。オナガはいつも団体行動だ。たくさんの黒い頭と水色の羽が、枝に止まったり、次の枝に飛び移ったりと動くたびにとてもきれいで、ついつい見とれてしまう。しかし、その美しい姿に似合わず、声はすごい。「ギュエーイ、ギュエギュエ」と鳴くのである。カラス科だからしょうがないか。
江戸時代のことを書いた本に、「オナガは人懐っこい鳥で、子供たちのいい遊び相手だった。小さい女の子とオナガを部屋に入れておくと、お守りの代わりになる」とあった。
うらやましいなあ。今は、木に留まっている時に、そっと窓際に近づいていくだけで、皆逃げて行ってしまう。
鳥と話ができないかなあ。そんなことを思ってしまう。
夕方には、「コウコウ」と大きな声で鳴きながら、白鳥の家族がねぐらへ帰っていく。
空には一番星が出ている。もうかなり暗い。
どこへ帰っていくんだろう。鳥と話ができたらなあ。また思ってしまった。








