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第八回 新潟教室お浚い会 11/19


新潟教室のお浚い会も、8回目。今年から始まった新潟の笛教室の初舞台も加わり、一層にぎやかに、初舞台の方からベテランまで、日頃のお稽古の成果を発表します。
今回も、チラシの絵は東京教室の小西さん。小西さん始め、東京教室の有志も出演いたします。
会場は、明治の風情を残す元斎藤家本宅の一部を移築した「燕喜館」。
ちょっと三味線を聴いてみたい方、三味線を始めようかなとちょっと興味がある方、秋の一日、白山公園を散策がてら、お気軽にお越しください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

・日 時 平成28年11月19日(土)
開場 13時半 開演 14時(例年より30分早めの開始になりました)
・場 所 燕喜館
新潟市中央区一番堀町1番地2
・入場料 無料
・主 催 朝川会 (主宰 朝川玲伎)
・お問い合わせ お問い合わせフォームよりご連絡ください。

2016-10-10 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

第六回 東京教室お浚い会 無事終了!

三連休の初日の10月8日(土)、東京教室の第六回お浚い会を開催しました。
当日は朝からあいにくの雨模様。しかし、開演頃には雨もあがり、日頃のお稽古の成果を発表しました。
今回は、朝川会での初舞台がお二人。


芸歴が長い方の良いお声。春からお稽古を始めたばかりなのに、すでに弾き唄いで一曲発表と、なかなか堂々とした演奏でした。
長い曲に挑戦したり、笛や太鼓で他の人の演奏に鳴り物をあしらったりと、今回もそれぞれにハードルをあげた演奏でした。
終演後は、打上げへ。今回の反省や次回への意気込みなど、美味しいお酒で盛り上がりました。

次は11月19日(土)、新潟教室のお浚い会です。東京教室のメンバーも参加します。
お近くの皆様、ぜひ新潟のお浚い会へお越しくださいませ。

2016-10-10 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

すいっちょん

秋雨前線が停滞し、毎日毎日、雨模様だ。
こんな天候なので、稲刈りが終わらない田んぼが、まだ結構ある。せっかくここまで順調に育ってきたのにと、気が気ではない。やはり自然には勝てない。
食卓に飾る花を探して庭を歩いていたら、バサバサッと音がして、何かが葉っぱの間に隠れた。
「すいっちょんだ!」思わず覗き込むと、さらにごそごそ木の奥へもぐりこむ。
反対側から覗こうと思ったら、バサバサバサッと大きな音を立てて、庭の向こうへ飛んでいった。
「大きなすいっちょんだったなあ。ところで、あれは小さい頃からすいっちょんと呼んでいるけど、本当はなんて名前の虫なんだろう」などと考えながら庭を歩いていたら、いた!
ツツジの木に、すいっちょんが留まっている。隠れおおせたつもりなのか、すまして身じろぎもしない。
もう一度そばへ行こうか?と思ったが、これ以上驚かすとかわいそうなので、遠くから写真を取るだけにした。

アップは、こんな感じ。

小供の頃から、虫が好きだった。前より少なくなったとはいえ、今でも、ちょっと庭や畑を歩くと、面白い形や、こんな綺麗な色や柄!と見とれる虫がまだまだ多い。
虫を、いじめたことはほとんどない。虫を見ると、前世は親や兄弟だったかもしれないと思ってしまうからだ。そう思うと、とても他人?とは思えず、話しかけたりしていた。
「虫めずる姫君」というお話が、「堤中納言物語」にあるが、姫君も同じようなことを言っていたのを知ってびっくりした。
前世があって、虫や鳥とも兄弟かもしれない、などということは、嘘かもしれない。でも、そう思うだけで、虫が単なる物から、親しい生き物同士に感じるのだから、嘘も方便とはこういうことなのかもしれない。
後で、図鑑を見たら、すいっちょんの本当の名前は、ウマオイだった。
「ウマオイ」、声に出して言ってみたが、なんだかのっぺりしていてピンとこない。
やはり私のかわいい友達は、すいっちょんの方がいいなあ。

2016-09-20 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

夏の終わり

秋雨前線が来て、雨模様が続く。いよいよ夏も本当に終わりだ。
毎朝、まだまだ夏野菜は採れるけれども、トマトの枝もしおれがち、キュウリも少々お疲れ気味。母は、今週中に、トマトを皆倒すという。
夏の間にブログ用に撮った写真も、アップしないうちに終わってしまうのは残念なので、ここで一気にアップ。
まずは庭から。
絨毯のように一面に咲き誇ったマツバボタン。

今年も庭のあちこちにたくさん咲いたタカサゴユリ。

そして畑へ。
いかにも夏。暑さを忘れさせるようなすかっとした黄色のヘチマの花。

最初に見た時は、黄色いハイビスカスみたいと思ったオクラの花。

そして、びっくり!かわいいアマガエルが乗っかっていたプチトマト。

実はこれがアップしたかった!
たくさんたくさん、美しいものを見せてくれた庭の花たち。おいしい野菜を満喫させてくれた畑の野菜たち。ありがとう!
空を見上げたらトンビがくるりと輪を書きながら上昇していった。その上には、手を伸ばせばつかめそうなふわふわの雲。その上には、飛行機が飛んでいた。更にその上には、うろこ雲が広がっていた。
秋だ。秋が来た。

2016-09-13 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

今年も乗りました!屋形船

残暑厳しい中、今年も東京教室で屋形船を仕立てました。
心配されたお天気も問題なく、朝川会のメンバーやメンバーの友人で、今年は深川の船宿から出航。参加者は浴衣や着物姿が多く、三味線、太鼓もしつらえ、雰囲気はばっちり。
まずは乾杯。

乾杯の後は、このシチュエーションではこれしかない!「深川」の演奏からスタート。

代わる代わる三味線、太鼓の演奏を楽しみ、お台場に到着。
ゆっくりと暮れて夜景が美しい中、
ウクレレ演奏

艶笑小噺

かっぽれ踊り

などなど、メンバーやゲストの芸を満喫。
帰路は、腹ごなしの運動に、尻文字で笑いこけ、あっという間の2時間半でした。
屋形船のお姉さんには、「今日は目も耳も楽しませていただきました。こちらも楽しかったです」とうれしい言葉をいただきました。
次は、東京教室のお浚い会です。参加者の皆さん、頑張りましょう。
ぜひ皆様、お越しくださいませ。

2016-09-06 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

長靴下のピッピ


子供部屋に並んでいる世界文学全集。それが子どもの頃の愛読書だった。
中でも一番好きだったのは、「長靴下のピッピ」。
ピッピは9歳の女の子。赤毛でそばかすだらけ、左右の色が違う長靴下を履き、大きな靴を履いて、肩には猿のニルソンがとまっている。最初の登場シーンは、家を出て散歩をするところ。まっすぐ歩いていったと思ったら、後ろ向きのまま歩いて戻ってくる。
隣の家の子ども達が、「なぜ後ろ向きに歩いているの」と聞く。するとピッピは、「なぜ後ろ向きに歩いたか?・・・わたしたちの国は自由な国じゃないこと?わたしが好きなように歩いちゃいけないかしら?」というのだ。
この一言で、すっかり私はピッピのファンになってしまった。
子ども時代というのは、楽しいけれど、結構窮屈だ。
あれをしてはいけないとか、これはこうするものだとか。何時までに学校へ行って、学校にいる間は時間割に沿って、先生の言う通りのことを、皆でしなければならないとか。
だけど、考えてみれば、ピッピの言うように、好きなようにしてもいいことまで、こうするものだと思っていたことってあったんだなあと気がついた。
ピッピは、大人の男も顔負けなほど、力が強い。そして、たくさん金貨を持っている。
なんてすてき!私は本当にピッピのファンになった。
小学校の最初の授業を、私は覚えている。
最初に、皆で絵を描いた。私は、赤い実がいっぱい実っている木を描いた。赤い実を塗っていたら、先生が「次は皆で歌を歌いましょう」と言った。まだ色を塗り終わっていなかったので「私は絵が終わってから歌います」、と言って色を塗り続けた。見ていた母は、とても恥ずかしかったらしい。
その後、学校では、時間割に沿って、皆と同じことをやるものだということを、だんだんと学習していったのだが。
なんとなく窮屈な思いが少しづつ積もっていった中で、ピッピに出会って、楽になって、楽しくなった。
先日、久しぶりに読んでみたが、やっぱり楽しい!
今度、後ろ向きに散歩してみようかな。

2016-09-04 | Posted in こども, ブログComments Closed 

 

第六回 朝川会 東京教室お浚い会 10/8

東京教室のお浚い会も、6回目。初舞台の方からベテランまで、日頃のお稽古の成果を発表します。
今回も、チラシの絵は小西さん、題字は石川さん。お弟子さんの力で、すてきなチラシができました。
会場は、国の登録有形文化財である「代々木能舞台」。初台にある屋敷内能舞台で、屋内の敷舞台は昭和8年、中庭の本舞台は昭和25年の建築です。お浚い会は敷舞台で演奏いたします。
ちょっと三味線を聴いてみたい方、邦楽にご興味のある方、能舞台を見てみたい方、秋の一日、お気軽にお越しください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

・日 時 平成28年10月8日(土) 開場 14時 開演 14時半
・場 所 代々木能舞台
渋谷区代々木4-36-14
http://www.yoyoginoubutai.com/
・入場料 無料
・主 催 朝川会
・お問い合わせ お問い合わせフォームよりご連絡ください。

2016-08-30 | Posted in お知らせ, ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

蓮華升麻に会いに

先日、暑い中、御岳へ、お弟子さんたちと出かけた。目的は、蓮華升麻(レンゲショウマ)の群生地を見ることである。蓮華升麻は、朝川会のマークになっている花だ。
私が山登りに夢中になっている時、一番好きな山の花だった。一番好きと言っても、出会ったのはたった一度だけ。南アルプスの鳳凰三山に登る時、林の下に群生していた。木漏れ日の中に、ゆらゆらと揺れながら、うつむいた小さな花が一面に広がっているのは、それはそれは美しかった。図鑑で見て、すてきな花だなあと思っていたのだが、実物を見て、もっと好きになってしまった。
その花に会いに、出かけたのだ。
蓮華升麻のシーズンということもあり、平日ではあるが、奥多摩線からは、かなりの人出。バス、ケーブルと乗り継いで、ようやく群生地にたどり着いた。数日前の台風の影響で、かなり数は少ないとのことだったが、林の下に一面に咲いている姿は、昔見たとおりの美しさだった。
一緒に行ったお弟子さんたちは、もっと大きな花だと思っていたらしい。私も、もう少し大きい花のような気がしていた。でもそれは、思い出の中で、大きくなっていたようだ。
携帯電話で撮影を試みたが、うまくピントが合わない。


お花を楽しんだ後は、お隣の沢井駅に移動して、地酒「澤乃井」を楽しみながら昼食、そして「櫛かんざし美術館」を見学。
いずれも、前から行ってみたいところだったので、大満足。
またゆっくり、訪れたい、大人の遠足の一日だった。

2016-08-28 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

新潟教室 暑気払い


今年も連日猛暑、そして台風。
そんな中、8/20に新潟教室の暑気払いを行いました。
会場はいつもの、お弟子さんのお店「魚倉」さん。目にも美しく、美味しい日本料理をいただきました。それに、美味しい日本酒も味わいながら、いつものように、にぎやかに楽しく盛り上がりました。
今回は、初参加のメンバーが三人。若手のホープから、人生の大先輩まで、ますます幅広い会員層になり、健康の秘訣や、端唄の面白さ、お料理談義と、話題の幅も広がりました。
11月19日(土)の新潟教室のお浚い会にむけての各人の意気込みなどの発表もあり、これからお稽古にも熱が入りそうです。
今回も東京教室からの参加があり、新潟では迎え撃つ?準備も万端です。
皆様、ぜひ、11月19日は、白山公園の燕喜館へお越しくださいませ。
詳細追って、ブログにアップいたします。

2016-08-23 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

夏の夜

ヒグラシが鳴き始めた。なんだか少し淋しい。夏も下り坂に入った。公園の木には、蝉の抜け殻がいっぱいだ。

今日もたくさんなっているなあ。キュウリにトマト、と、せっせと収穫をしていた朝。
「ギャー、またこいつがあ~」母の叫び声が、畑に響く。
何事か?
「この気持ち悪い虫が、八つ頭についている。いやだあ」とか言いながら、虫をとって踏んでいる様子。
なんでも、毎年八つ頭につく虫で、バリバリと葉っぱを食べられてしまうのだそうだ。
恐る恐る行って見てみる。
「ほらあ、ここにもいる」と指差す母。
黒い身体に角がついている。そして、横側には、黄色の点々。ちょっとグロテスクでちょっと派手目のおしゃれ。角が出ているのが、また母はいやなのだそうだ。
ふと足元を見ると、先ほど踏み潰した虫に、アリがたくさん集まっている。
こちらは、おもいがけないご馳走を見つけ、喜び勇んで駆け回っている。
大きくなるために食事をしていたら潰されていしまった虫と、思いがけずご馳走にありついたアリ。
アリの巣では、今夜はご馳走だ!と祝宴が繰り広げられ、八つ頭の虫は、今夜は幼くして亡くなった仲間のお葬式だろうか。
我が家は、いつもどおりの、夏野菜の食卓だ。
それぞれにそれぞれ夏の夜。

2016-08-14 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

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