ブログ

石田迪子さん出演します

東京教室の石田迪子さんは、女優さん。
石田さんが出演するお芝居が、4月に高円寺であります。
ご興味のある方は、ぜひ。

「ダズリンズ=デビュタント」

あやめ十八番 第八回公演

・日程 4月19日(水)から23日(日)
・場所 座・高円寺1
・料金 S席 4000円 A席 3500円 学生割引 2500円 高校生以下 無料

公演詳細はこちら

あやめ十八番


2017-03-20 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

「鳴物を体験しよう」東京教室勉強会

第二回 朝川会東京教室の勉強会を、3月18日に行いました。
今回のお題は、「鳴物を体験しよう」です。今までも、研鑽会やお浚い会では、何人かに太鼓や鉦を演奏していただいていましたが、皆様から「やってみたい」との声をいただいていましたので、今回のテーマにしました。
体験する楽器は、「締太鼓」「桶胴」「鉦」「オルゴール」「鶯笛」「虫笛」です。
まずは、締太鼓の調べ(横に巻いてある麻紐)を締め上げるところから、見ていただきました。「締めるから締太鼓なんですねえ」。そうなんです。
それから、それぞれの楽器の材質、演奏の仕方を説明。簡単な手(パターン)を皆で演奏してみてから、「梅は咲いたか」や「かっぽれ」の三味線と唄に合わせて、太鼓と鉦を合奏しました。
次に、オルゴール、鶯笛、虫笛を体験、「いい音ですね」とびっくり。
最後は、「柝(き)」(歌舞伎の最初などに、チョンチョンという音がするあれです)を体験。「これは、いい音を出すのは、なかなかむずかしいですね」と言いながらも、「チョン」といい音がすると、皆で「おお」と歓声が。
恐る恐る演奏する人、途中でアレアレっとなった人、など、笑いあり、歓声ありの、あっという間の1時間半でした。
次回は、4月に第三回を開催予定。お題は、「端唄の舞台を知ろう1」端唄の歌詞に出てくる色々な場所を、地図や浮世絵などを見ながら、どんな場所だったのかを学びます。
5月には、「端唄の舞台を知ろう2」と題して、実際に端唄の舞台になった場所をめぐる予定です。

2017-03-19 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

春が来た

いよいよ春だ。
今週の始め、新潟の庭では椿が咲き、福寿草のつぼみも膨らみ始めていた。


梅も咲き、ふきのとうの天ぷらも、今年お初で食べた。美味しかった。
庭と畑を一周すると、天ぷらにする位は十分に取れる、つくづく自然の恵みはありがたい。
さて、本日は東京。
暑さ寒さも彼岸までと、昔から言われているけど、やはり本当にそうだ。
今日は、東京は春の暖かさ。近所を散歩すると、あるある、春が。

早くも咲いている桜の木には、うぐいすが留まっていた。逃げないでいてくれたので、よく見えた。久しぶりにこんな近くでうぐいすを見た。本当にうぐいす色。
白木蓮が青空に映える。

この花が咲き始めると、後はどんどん春の花が咲き始める。きれいだ。
川にはお昼寝中のカルガモ。気持ちよさそうだ。

いよいよ春が来た。訳もなく楽しい。

2017-03-18 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

体験、お越しいただきました

朝川会では、見学、体験大歓迎。唄でも三味線でも、いつでも見学、体験を受け付けています。
今週は、お一人体験にお越しいただきました。

普段は、スポーツ中心の男性。三味線を手にするのは始めてですが、そこはスポーツで培った運動神経。撥の持ち方、糸の弾き方など、スムーズにこなされ、30分の間に、「梅は咲いたか」の最初のフレーズを弾くところまで進みました。さすが身体能力が高い!
終了後は、足のしびれがきつい!感じでしたが、「集中できて楽しかった」との感想をいただきました。
「三味線っていい音なんですね」と、音も楽しんでいただけました。また、機会がありましたら、聞く、演奏する、ぜひご体験ください。
朝川会では、三味線の見学、体験いつでも受け付けております。
ご希望がございましたら、ぜひ、ご連絡くださいませ。

2017-03-17 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

冬のなごり

2月の終わりになると、もう雪はないのだが、急に夜寒くなったりすると、朝方雪が積もっていたりする。
先月末にも、そんな朝があった。昨夜は何もなかったのに、起きたら積雪15センチ。
畑へ行ってみると、一面の雪景色。


庭の植木も、砂糖菓子のよう。

でも、朝からすぐに晴れ間が広がり、昼過ぎには、みんな溶けてしまった。
朝の雪が嘘のようだ。
先日は、放射冷却で、朝、庭の葉が薄く凍っていた。

これも、朝日が当たるまで。一瞬の光景だ。

2017-03-06 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

鳥の話2

夕暮れに庭の木がシルエットになっている。なんだかおもしろい。
今日あったことを話しているのだろうか。それとも、今晩見る夢のこと?

外国の研究者の鳥の研究の本を読んだ。
ある研究者は、自由に鳥が出たり入ったりできるようにして、鳥と仲良くなったそうだ。そうすると、庭で巣を作り雛が生まれると、その鳥は、子供たちを連れてきてその研究者にみせるのだという。
あれ、こんな話、どこかで読んだぞと思ったら、思い出した。江戸時代の話だ。
江戸時代は、禁猟だったので、日本中におびただしい数の鳥がいて、まさに鳥の楽園だったという。人々と鳥もとても近い関係だった。
庭の木に巣を作り雛が生まれると、庭に子供たちを連れてきて、住人の人間に見せるのだという話だ。まさに同じだ。
でも、これを書いた人は、研究者ではない。ごく普通の暮らしをしている人だ。ということは、特別な人が体験することではなく、普通の出来事だったと思われる。
研究者の書いた本には、「いつの日か、人間の子供が、鳥と一緒に楽しく遊べるようになる時が来るかもしれない」と書いてあった。
しかし、江戸時代は、「オナガが小さな女の子のよい遊び相手で、お守りをしてくれた」ということだ。
明治の文明開化に比べて、江戸時代は、遅れた、非科学的な時代と思われている。しかし、鳥に関してはどうやら違うらしい。

2017-02-28 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

鳥の話

ようやく春めいてきた。空の色がやさしくなり、雲とのコントラストがきれい。

鳥を見るのが好きだ。
台所の窓から見える木によく来る鳥は、今なら、ヒヨドリ、オナガ。
「ギイーギイー」と大きな声で鳴いているので、ヒヨドリはすぐわかる。灰色の小鳥で尾が三味線の撥の形をしている。三味線弾きとしては、なんとなく親近感を持ってしまう。この辺では、別名「ギーギー鳥」。そのまんまの名前だ。
オナガはとてもきれいな鳥だ。頭が黒くて、胸は真っ白、羽が水色、尾がとても長くてこちらも水色。オナガはいつも団体行動だ。たくさんの黒い頭と水色の羽が、枝に止まったり、次の枝に飛び移ったりと動くたびにとてもきれいで、ついつい見とれてしまう。しかし、その美しい姿に似合わず、声はすごい。「ギュエーイ、ギュエギュエ」と鳴くのである。カラス科だからしょうがないか。
江戸時代のことを書いた本に、「オナガは人懐っこい鳥で、子供たちのいい遊び相手だった。小さい女の子とオナガを部屋に入れておくと、お守りの代わりになる」とあった。
うらやましいなあ。今は、木に留まっている時に、そっと窓際に近づいていくだけで、皆逃げて行ってしまう。
鳥と話ができないかなあ。そんなことを思ってしまう。
夕方には、「コウコウ」と大きな声で鳴きながら、白鳥の家族がねぐらへ帰っていく。
空には一番星が出ている。もうかなり暗い。
どこへ帰っていくんだろう。鳥と話ができたらなあ。また思ってしまった。

2017-02-22 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

 

「端唄を知ろう」 東京教室勉強会

2月19日日曜日、「端唄を知ろう」と題して、第一回東京教室勉強会を開催しました。
まずは三味線の歴史から。続いて三味線の楽器の解説へ。細棹、中棹の棹に触ったり、さわりの構造をみたり、駒の種類や材料の違いを確認。胴の内部は、コンサートホールの様に共鳴をよくする溝が彫ってある構造も、実際に見ていただきました。
続いて、三味線音楽の種類とそれぞれの特徴を解説。歌舞伎で聴くものや、寄席で聴くもの等々、端唄以外にも多くの三味線音楽があります。
最後は、それぞれの音楽を実際に聞いてみる鑑賞タイム。Wさん秘蔵のLPで、さわりだけですが、それぞれのジャンルの音楽を聞いていただきました。
「うわあ、歌舞伎だあ」「ずっと聞いていたいですね」など、あっという間に勉強会の時間は終了となりました。
「今度はレコード鑑賞会を」などの感想も。三味線音楽は、幅広く、とっても楽しい音楽。勉強会、今後も続けていく予定です。

2017-02-21 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

明治の歌2

冷蔵庫にしまってあった栗を出したら、芽が出ていた!
はああ、尖ったところから芽が出るんだね。後で調べたらどうも根っこらしい。
芽はあとからでるみたい。弟は「植えるか?」と言っていた。桃栗三年だから、三年で実がなるんじゃない?って。写真を撮り忘れたので、絵で。

明治時代は、新しい時代にふさわしい音楽をということで、唱歌がたくさん作られた。
明治12、3年頃、文部省音楽取調掛では、つぎつぎとスコットランドの古い曲に新たに作詞していた。「蛍の光」も、その一つである。
先日、家にある古い歌集を見たら、蛍の光の、三番、四番の歌詞が載っていた。
その歌詞は

筑紫のきはみ、陸の奥
うみやま遠くへだつとも
その真心はへだてなく
ひとつにつくせ、国のため

千島の奥も、沖縄も
八洲のうちのまもりなり
いたらん国をいさをしく
つとめよ、わがせ、恙なく

この歌詞を初めて見た時は、びっくりした。卒業の歌だとばかり思っていたら、三番、四番では、卒業した後は国に尽くせと、激を飛ばしている歌だったのだ。
この四番の歌詞は、日本の領土が拡張していくにつれて、変わっていく。
昭和二年には、「千島の奥も台湾も」になり、さらに翌年には、「台湾のはても樺太も」に変わっていく。
三番、四番は、今は誰も歌わない。私は三番、四番があるのすら知らなかった。
「蛍の光」は、二番で終わりでいいと思う。

2017-02-20 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

 

新潟教室新年会


暴風雪の天気予報で、どうなるか?と心配しましたが、薄日が差すお天気となり、新潟教室の新年会は、無事、予定通り、2月11日に行われました。
会場は、いつものお弟子さんのお店「魚倉」さん。
今回も、目に美しい春の彩の献立。煮物、揚げ物、寄せもの、焼き物などなど、美味しいいお料理とお酒をたっぷり堪能しました。
まず最初に、皆さん、今年の抱負を発表。11月のお浚い会に向けてや、今年も楽しくお稽古することなど、思い思いに発表が。
その後は、にぎやかにおしゃべりも弾み、あっという間の楽しい時間でした。
新潟も雪はほとんど消え、そろそろ春が近い感じです。
今年も、楽しくお稽古しましょう!!

2017-02-12 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

1 22 23 24 25 26 27 28 29 30 44