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さようなら ありがとう 2020年
いよいよ2020年も終わり。
今年の始まりには、あれもしよう、これもしよう。新年会もやって、お浚い会の話や、台湾にライブの下見に行こう!などと、色々盛り上がっていた。
けれど、その後のコロナ騒ぎ。そして、あっという間に年末になった。
思えば、大変なこともあったけど、youtubeを始めたり、自作曲をビデオ作品にしてみたり、新潟市のステージにお弟子さんたちと出演したり。いろんな新しい体験もあった。
今年の晩秋から冬は、お天気があまり優れず、きれいな夕焼けもあまり見えなかった。
でも、29日、思いがけず晴れて、きれいな夕焼けが見られた。
よかった。ありがとう。今年はもうあきらめていた。

大雪が心配されている年末だったが、今日は朝から晴れ。時折日が差す、新潟ではめずらしい大晦日。
大掃除も、お料理も終わった。午後二時、薄日を浴びながらブログ執筆。
あと少しで終わる2020年。ありがとう。さようなら。
来年はどんな年になるのか。コロナが早く収まり、少しでも日常が戻りますように。 まもなく暮れる今年最後の夕焼けに祈ろう。
レモン ついに収穫
成長を一緒に楽しませていただいたお弟子さんのお宅のレモンが、ついに熟した。
枝が折れそうになるくらいにたわんだ先に、何個もついたレモンの実。

見ているだけで、さわやかな香りがしてきそうだ。
なんと!その大事に育てた貴重なレモンを、お裾分けでいただいた。
本当にいいですかと言ったのだけど、どうぞとのことで、お言葉に甘えて、いただいてしまいました。
子供の時に読んだ本で、庭のレモンをもぎ取って、庭のテーブルでレモネードにして飲むところがあった。それがとてもおいしそうで、庭にレモンがたくさんなっているって、どんなだろうと、憧れた。
両手でレモンを包むと、あのお話のきらきらした庭と、楽しさが沸き上がってくる。
大事に持って帰って、まず仏様にあげ、それから、取りたてのレタスにたっぷりかけてサラダにした。酸味も香りも程よい心地よさ。けっしてきつすぎたりはしない。新潟育ちのレモン。
レモンイエローの光が、体に入ったみたい。
ごちそうさまでした。
大事に育てたお弟子さんご夫妻、お日様、土と水。
「新潟県文化祭2020」に参加しました
県内各地の文化イベント等を紹介する「新潟県文化祭」。本年は、youtube「新潟ステージチャネル」を開設し、動画配信をしています。
私は、初めて参加いたしました。参加作品は、自作の曲、「古町小路めぐり」のビデオバージョンです。シナリオ、撮影、編集、演奏、すべて一人でやりました。初めてのことなので、試行錯誤。お世話になった皆様、どうもありがとうございます。
三味線の音にのせた、古町小路めぐりを、お楽しみください。
第12回 新潟教室お浚い会 無事終了
11月22日(日)、燕喜館で、第12回新潟教室お浚い会を開催しました。コロナ禍の中、無観客での開催。準備から演奏、片付けまで、三密、消毒に気を付け、進行しました。
当日は、朝から晴れて暖かく、庭の紅葉もきれいでした。
初舞台の方も、新しくお名前を決めた方も、ベテランの方も、皆、一年間のお稽古の成果を、発表しました。一門の方たちだけの前の演奏というのも、また、違った緊張、楽しさもあったかと思います。
今年は、お稽古もままならない時期があり、今でも、油断できない状況ですが、お浚い会が行えて、本当にありがたいと思っています。
来年こそは、マスクを外しての演奏、楽しい打ち上げができることを祈っています。
皆様、来年はまた、お越しくださいませ。

市民交流ステージ 無事終了!
11月3日(火祝)、新潟市の音楽文化会館で行われました「市民交流ステージ」、無事に終了しました。お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。
当日は4団体の出演。朝川会は、新潟高校吹奏楽部、松浜ぴーのに続き、三番目の出演。
にぎやかに「さわぎ」で始まり、トークを交えながら、「並木駒形」「梅は咲いたか」「さのさ」「春雨」「奴さん」と、色々な端唄を聞いていただきました。
最後は、新潟清心女子中学・高校のハンドベル部の演奏で終了。色々な音楽に触れることのできる、楽しいステージでした。
ステージの模様は、後日、youtubeで公開されるとのこと。また、ご案内しますので、ぜひネットでもご覧いただけましたら、うれしいです。
来年は、ライブ、お浚い会など、お客様の前でたくさん演奏できることを願っています。

「むらまつ甚句クラブ」、運動会で演奏
村松甚句を次世代に継承し、盛り上げていこうと、村松小学校で結成された「むらまつ甚句クラブ」。「村松甚句保存会」のメンバーが、指導を行っており、たま吉さんは、小学生に三味線の指導を行っています。
10月20日の、村松小学校の運動会では、最後に「むらまつ甚句クラブ」が、練習に励んできた演奏と踊りを披露。演奏に合わせて、全校児童は、グラウンドで輪になって、元気に踊りました。甚句クラブのメンバーの踊りは、さすがの上手さ!美しい踊りが注目を集めました。
「村松甚句保存会」のメンバーの、朝川会のたま吉さん、玲古さんも、共に演奏。故郷村松に、三味線、笛、太鼓の音が、楽しく響き渡りました


「市民交流ステージ」ぜひお越しください 11/3
「市民交流ステージ」は、コロナ禍で文化芸術活動の自粛が余儀なくされた市民の文化芸術活動再開のきっかけにと、新潟市が開催するイベントです。
この度、朝川会として出演することになりました。朝川会の出演日は、11月3日(祝火)です。
日時 11月3日(祝火) 14時から17時(朝川会出演15時35分予定)
場所 音楽文化会館
出演 朝川会、新潟高等学校吹奏楽部、
新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部、松浜ぴーの(オカリナ)
観覧 先着260名、無料(出演者毎の入退場可)
ただいま、ステージに向けてお稽古中。楽しい舞台になるよう、出演者一同、頑張ります。
皆様、ぜひお越しくださいませ。
市民交流ステージに出演します 2020.11.3
新潟市主催の「市民交流ステージ」に、朝川会で出演することになりました。
コロナ禍で文化芸術活動の自粛が余儀なくされていましたが、市民の文化芸術活動再開のきっかけにと、新潟市が開催するイベントです。
朝川会の出演日は、11月3日(祝火)午後、音楽文化会館です。
端唄を色々、トークを交えて演奏します。ただいま、ステージに向けてお稽古中。 楽しい舞台になるよう、出演者一同、頑張ります
レモンと蝶々
出稽古に伺った時、お庭を眺めるのが好きだ。
「あ、今年は順調に実がなっていますね」
昨年は、花が咲いたのに一個も実らなかったレモン。今年はたくさん実がついている。でも、何か変だ。

葉っぱが全然無い。
「アゲハチョウの幼虫がいてね。全部食べられちゃった」
にこにことご主人が笑って教えてくれた。大事にしていたレモンの鉢が丸裸、さぞかしお怒りでは。
「それでどうしたんですか」
「全部食べるまで、ほっときました」
ええっ!
「だって、かわいそうでしょう。幼虫が」
ええ、、、。
「よくしたもんで、また新しい葉が出てくるんですよ、ほら」
よく見ると、枝の先に、何枚かの葉が。
「で、虫はどうしたんですか?」
「葉っぱが無くなったら、自分たちでどこかへ行きましたよ。餌のある他の場所へ行くんでしょうね」
とまた、にこにこ。
「そうなんですか」
幼虫を育てたレモンと、それを見守ったご主人。
色づいたレモンは、やがてお弟子さんのお宅の食卓へ。
そして来年の受粉の時、蝶々がまたやってくるのだろうか。
こうやって世界は回っているんだろうか。
お庭の鉢の小さな輪。やさしい輪。
2020夏 レンゲショウマ
先日、お弟子さんのお宅へ出稽古に伺った。梅雨明け間近の、時折強い雨風の日。
「先生がお見えになる日には間に合わなかったかな」と言いながら、ご主人がテラスをのぞく。
「あ、咲いている」
なんと、今年初の一輪のレンゲショウマ。

レンゲショウマは、朝川会のマークの花。私が山登りに熱中していた頃の憧れの花で、鳳凰三山の登山口で、初めて出会った。
木漏れ日がちらちら光る薄暗い林の中に、ゆらゆらと揺れながら、一面に咲いていたレンゲショウマ。図鑑で見るよりも、ずっとずっと素敵だった。
いつか自分のお印を作るようなことがあれば、絶対この花にしよう。そう思った。
このお弟子さんから、昨年、レンゲショウマの鉢をいただいた。我が家は、まだ蕾だ。でも、たくさんついている。
これから、順々に咲いてくれるのだろう。 レンゲショウマのある夏。幸せだ。