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雲 2018秋

雲を見るのが好きだ。
朝でも、昼でも、夕方でも。
これは、この秋一番の好きな雲。
父が亡くなった日の夕暮れの雲。

2018-11-20 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

 

2018新潟お浚い会 無事に終了!

11月10日(土)、第10回新潟教室お浚い会、お陰様で無事に終了いたしました。
お忙しい中、お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。
午前中の雨も、午後にはあがり、なんとか雨女、返上。
今回は10回目ということで、合奏や、締太鼓、笛などをあしらい、にぎやかな会でした。
最初は、能管と締太鼓で格調高く幕開き。続いて、小鼓、締太鼓、笛を入れ、華やかに「さわぎ」を演奏。

続いては、東京教室とのコラボ、筝と笛をあしらい、小鼓、鉦でしっとりと秋の曲、「紅葉の橋」。

今回初舞台はお二人。最初は弱冠26才、三味線で一曲。

もう一人の初舞台は、28才。一人で弾き唄いしました。

グループでの発表も。

朝川会笛教室も一曲発表。

後半最初は、小鼓、鉦、締太鼓、笛を入れ、東京教室とのコラボで、「春雨」
その後は、ベテラン勢の発表。お互いに、太鼓、笛をあしらって、演奏も深みが増しました。

玲伎の「お楽しみ」は、「古町小路めぐり」の唄と、新作「柳の四ツ橋」を演奏しました。
「柳の四ツ橋」は、18日(日)に、メディアシップカルチャースクールの発表会の最後に、講師コラボで、西崎美之輔師に踊っていただき、発表する予定です。
お時間ございましたら、ぜひ、メディアシップ1階へ、お越しくださいませ。
初心者の方から、中堅、ベテランまで、日頃のお稽古の成果を発表しました。
大勢でにぎやかに、一人でしっとり、鉦や太鼓をあしらって楽しく、様々な端唄を演奏し、盛りだくさんの会になりました。
打ち上げでは、次にやりたい曲などで盛り上がり、楽しいお酒を飲みました。

2018-11-12 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

虹を渡って



父の命日を、金木犀忌と言おうと自分で決めた。四十九日は、11月初めと思っていたら、お寺の都合で、一週間ほど早まった。その日は、朝から時々ざあっと雨が降る、荒れ模様の日だった。
「お墓に行く時に、雨にならないといいけど」
心配は的中し、納骨の後のお経という時に、ざあっと降ってきた。お寺様は傘をさしながらお経をあげ、我々は、少し離れた屋根の下に、雨宿りをしながら手を合わせた。
「おとうさん、まだ行きたくないのかな」
母がつぶやいた。
屋根ではねた雨が、内側に吹き込んでくるほどの、土砂降りだった。だだをこねている子が、大泣きしているようだった。
お経が終わり、お寺様が帰っても、しばらく雨は止まなかった。が、突然小降りになり、さあっと日が差してきた。
「あ、虹」
先祖代々のお墓の上に、大きなきれいな虹がかかった。そして、みるみるうちに、二重になった。
「きれい」
思わずみとれていると、父が、いつもの満面の笑顔で、「はははっ」とばかりに、ぱーっと虹の橋を滑り降りて、行ったような気がした。
大地から立ち上がった大きな虹は、しばらくかかっていた。
「おとうさんたら」
涙目の母が、うっすら笑っている。
我が家では、父の四十九日は、虹渡りの日となった。

2018-11-06 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

 

阿佐ヶ谷で講演しました 2018

10月18日、阿佐ヶ谷地域区民センターで開催された杉並区シルバー人材センター様の催し「ひざこぞうトーク」で、端唄、三味線について、講演しました。
会場には一杯のお客様。三味線の歴史や、構造、三味線音楽の種類など、時折演奏を交えて、お話ししました。
次の機会には、もっと演奏を沢山など、ご要望もいただき、ご好評をいただきました。
「三味線が楽しかったから」と、翌週の朝川会のお浚い会に親子でお越しいただいた方も。
今後も、地元阿佐ヶ谷で、三味線を聞いていただける機会がありましたら、どんどん演奏にお邪魔したいと思っております。

2018-11-01 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

 

第8回東京教室お浚い会無事に終了!

10月27日(土)、第八回お浚い会、お陰様で無事に終了いたしました。
お忙しい中、お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。
なんと、汗ばむほどのいいお天気、秋晴れでした!雨女、返上。
今回も、格調高く、能管と締め太鼓での「片シャギリ」で幕開き。

続けて、「瀧流し」。今回は、小鼓と能管入りで、更に格調高く。

今回の初舞台は、お二人。
夏に入門されたばかりで、早速、初舞台。

こちらも初舞台。弾き唄いで2曲を披露。

今回は、ご夫婦共演も。

前半最後は、小鼓、締太鼓、鉦、オルゴール、篠笛と鳴物フルセットで、「春雨」を合奏。

最後の、玲伎の演奏は、9月の新潟ライブにて、発表した自作の曲、「古町小路めぐり」。11月の新潟日報カルチャースクールの発表会講師コラボでは、初の自作の舞踊曲「柳の四ツ橋」を、西崎美之輔師の踊りで発表予定。最近、シンガーソングライターの道をまっしぐら?

初心者の方から、中堅、ベテランまで、日頃のお稽古の成果を発表しました。
替手や鳴物をあしらった演奏も、沢山あり、盛りだくさんのにぎやかな会になりました。
打ち上げでは、次にやりたい曲などで盛り上がり、楽しいお酒を飲みました。
次回は、6月の研鑽会。そして、1月には、玲伎のライブを企画しています。
皆様、ぜひまたお越しくださいませ。

2018-10-31 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

メディアシップ教室 発表会に出演 2018.11.18

新潟日報カルチャースクール メディアシップ教室の発表会「オータムフェスタ2018」に、端唄、三味線教室のメンバーが出演します。
端唄が二つ、三味線が一つの計3クラスが、日頃のお稽古の成果をグループで発表します。
発表の最後には、講師コラボ企画として、玲伎の三味線に西崎美之輔師匠の日本舞踊で、一曲披露します。
曲は、新潟風情 夏「柳の四ツ橋」。「古町小路めぐり」に引き続き、作った私の新曲です。
西崎美之輔師匠に振り付けしていただき、初披露いたします。
端唄の他にも、日舞、ピアノ、フラダンスなど、盛り沢山の発表があります。
お時間ございましたら、ぜひ、お越しくださいませ。

新潟日報カルチャースクール メディアシップ教室
「オータムフェスタ2018」発表会

●日 時
11月17日(土) 11:00から17:00頃
11月18日(日) 11:00から16:0頃0
端唄・端唄三味線教室出演は11/18の14時5分からの予定です。
講師コラボは、15時35分頃からの予定です。

●場 所
新潟日報本社 メディアシップ 1階
みなと広場・メディアシップスタジオ

2018-10-24 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

「たまちゃんず」秋葉の郷で演奏 2018.9.17

朝川会のボランティア演奏ユニット「たまちゃんず」は、敬老の日は、秋葉区の「秋葉の郷」の敬老会にお招きいただきました。
今回は、創立当初のメンバー二人で、息の合った演奏とトークを披露。2階と3階のステージで、それぞれ30分、たっぷりと演奏しました。
おなじみの唄に手拍子をいただいたり、くちずさんでいただいたりと、楽しんでいただけました。ぜひ次回もと、お声をかけていただいています。
地域に溶け込み、活動を続ける「たまちゃんず」に、ご期待ください。


2018-10-19 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

村松甚句で大活躍! 2018.8

朝川会新潟教室の村松のお二人は、村松甚句の三味線で、この夏は大活躍。
8月21日は、城跡稲荷神社の盆踊り大会で、8月27日は、由緒ある伊志曽弥(いしぞね)神社の奉納盆踊り大会で演奏しました。浴衣姿でばっちりきめて、夏の夜空に、三味線の音が響きました。
村松の文化「村松甚句」の継承、発展に、お二人は今後も活躍予定。
もっともっと村松にも、三味線の音が広がりますように!

2018-10-19 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

たまちゃんず 穂波の里で演奏 2018/9/24

9月は敬老の日がある月。「たまちゃんず」は、あちこちからお声がかかり、演奏に出かけました。9/24は、新潟市西区の「穂波の里」へ。
朝川会のユニット、「たまちゃんず」は、参加希望者が増え、朝開会会員は誰でも参加自由、誰が参加しても「たまちゃんず」と、フレキシブルなユニットになりました。
今回は、3名で訪問。おなじみの端唄や新潟の唄に、くちずさむ方、手拍子をする方と、、喜んでいただけました。
今回は、笛の演奏のコーナーも。「上を向いて歩こう」「故郷」など、お耳なじみのある曲を演奏しました。
メンバーも増え、新しい施設からのご依頼もあり、ますます充実している「たまちゃんず」。今後の活躍に、乞うご期待!

2018-10-05 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

 

父、逝く

父が、亡くなった。痴呆症を患ってはいたが、とても元気で、食欲もあり、体もどこも悪くなく、薬も一切飲んでいなかった。
その日は、敬老の日だったので、夜、電話をした。いつもは、「ああ」とか「うーん」とかしか言わないのに、その日は、はっきりと「私は元気です」と言った。
「今日はすごいね」と母と笑いあい、週末に会えるのを楽しみにしていた。
そして、その夜、せき込んだと思ったら、母の見ている前で、すーっと息を引き取った。
何が起こった訳でもない。自然死、と病院では言われた。
深夜、家からの電話で、「亡くなった」と言われた時は、信じられなかった。「だって、さっき電話でしゃべったばかりなんだよ」と、言うのが精一杯だった。
翌日の夕方、家に着いた。
タクシーから降りたら、金木犀の香りが、あたり一面漂っていた。
通夜、葬儀、初七日まで、いつも家の周りは、金木犀の香りに包まれていた。
帰った日、玄関の前に、ホトトギスが咲いていた。
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる
ああ、父は、逝ったのだ。

2018-10-03 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

 

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