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月刊にいがた、WEB版に掲載されています
三味線ライブ「糸むすび」、いよいよ近づいてまいりました。
「月刊にいがた」のWEB版の催しもの案内に、「糸むすび」が掲載されています。
http://tjniigata.jp/event/?date=next_week
新しいお客様との出会いがありそうで、わくわくです。 3/31、ぜひ皆さま、お越しくださいませ
ふわふわ
近眼のためか、目が疲れる。
なので、最近、朝晩、目にお灸をしている。
濡らしたコットンにもぐさを乗せ、火を付けて瞼に乗せる。じわーっと熱さがしみ込み、これ、結構気持ちがいい。
もぐさは、ヨモギの葉の裏の毛を集めて加工したものだ。誰がいつこんなものを思いついたんだろう。
もぐさは、肌色のふわふわで、触るだけで気持ちがいい。
てっぺんに火をつけると、ジジッと黒くなり、先端部だけが赤くなる。それから、煙を出しながら、静かに黒くなっていき、黒い灰の奥に、小さな赤い目の様に見える火が消えると終わりだ。
ふわふわのもぐさが、ふわふわと燃えて、ふわふわの黒い灰になった。
目も心もふわふわになる。
よもぎさん、ありがとう。
2019 新潟教室新年会
2月24日、新潟教室の新年会を。お弟子さんのお店、「魚倉」さんで行いました。昨年の豪雪を思い、今年は警戒していつもより遅めの新年会。当日は、春を思わせる暖かな快晴。今年も、雨女返上。晴女で新潟もスタートです。
初参加の方が4名。
「この教室に入ったきっかけは」
などなど、いつものメンバーともあっという間に和気あいあい。いつもにもまして、にぎやかに楽しみました。
いつもながら目に美しい、美味しいお料理を、順番に堪能。地酒も味わいつつ、あっという間にお開き。
お店を出て、「アッ」とお弟子さんの声。
「師匠、写真撮っていません!」
あわてて、入り口で撮りました。先に帰った方が、写っていません。ごめんなさい!
お料理の写真を撮っているまでは、よかったんですが、最後に、うっかり!
今年は、新しい元号になるお浚い会。ますます元気に明るく、朝川会の歴史を重ねていきます!
2019 春が来た
今年は雪が少なかった。そのせいか、春が早い。
庭には、すでにふきのとうが顔を出している。
水仙の芽も、日に日に伸びて。
梅は、明日にも咲きそう。
畑の脇では、すでに野の花が咲いている。きれい。
青空も、心なしか優しい色。
大好きな椿は、すでに沢山咲いている。
なぜか、ボケが、一輪だけ咲いている。後は、小さい蕾なのに。気が早いのがいるのかな。
夕焼けも、優しい春の色。
ああ、うれしいなあ。春が来た。
鳴り物 満載! 三味線かふぇ 2019.2.17
今月の「三味線かふぇ」は、鳴物色々!
前日のお稽古で、締太鼓を始めて触ってみたお弟子さんが参加。
ということで、鳴物を色々触ってみようと、並べてみました。
まずは、それぞれの材料、歴史の説明をしながら、手に取ってみる。
「小鼓は馬の皮、締太鼓は牛の皮」
「へええ。この赤い紐は?」
「それは、調べっていうんだよ」
一つ一つに、興味津々。
それから、実際に演奏をしてみる。
「じゃあ、鶯笛から」
「あ、結構むずかしい」
「次は、虫笛。虫になった気持ちで」
「あれれ」
オルゴール、鉦、木柾、小鼓、締太鼓、柝を、順番に体験。
「おもしろーい」
「にぎやかになりますね」
あっという間の1時間半。
6月の研鑽会は、何人かが太鼓デビュー予定です!
端唄三味線ライブ「糸むすび」3/31
朝川玲伎の端唄三味線ライブ「糸むすび」。次回も新潟です。3/31!
ライブは、今回が9回目。
前回に続き、今回も「新潟と端唄」がテーマ。
今回も、新潟の曲を色々唄います。もちろん、おなじみの端唄もたっぷり。
そして、今回も、新潟を唄ったオリジナル曲の新曲も発表します!
朝川玲伎の端唄三味線を、たっぷりとお楽しみくださいませ。
皆様のお越しをお待ちしております!
1.日 時 3月31日(日) 開場14時 開演14時半
2.場 所 燕喜館
新潟市中央区一番堀通町1-2 白山公園内
3.料 金 2000円
4.主 催 朝川玲伎(端唄教室朝川会主宰)
5.ご予約・お問い合わせ
電話 090-9317-6230
メール お問い合わせフォームからどうぞ
「たまちゃんず」新年会で演奏 2019
朝川会のボランティア演奏ユニット「たまちゃんず」は、新年早々、活躍しました。1月10日、秋葉区の「夢眠あきは」の新年会にお招きいただきました。
2階と3階のステージで、それぞれ20分、演奏しました。
おなじみの唄に手拍子をいただいたり、くちずさんでいただいたりと、皆さんに大変楽しんでいただけました。 地域に溶け込み、活動を続ける「たまちゃんず」、今年もますます活躍します!
東京教室新年会 2019
1月22日は、東京教室の新年会。まず最初は、皆さんの今年の抱負を発表。
「三味線がもっといい音に」「難曲に挑戦してます」「唄や太鼓も始めます」などなど、前向き、意欲的な発表が続々。
昨年のお浚い会のアクシデントに、座が湧いたり、
あちこちのテーブルから、唄声があがったり、
和気あいあい、寒さもなんのその、熱く盛り上がった夜でした。
最後は、お好み焼きで締め!
6月の研鑽会に向けて、頑張りましょう!
今年もスタート「三味線かふぇ」 2019
1月14日、今年初めての「三味線かふぇ」を開催。
「ネットで中古三味線を落としたんですけど、金ほぞって、なんですか?」
新年のあいさつの後、すぐに三味線の話題に。
「それじゃあ、今日はそのあたりから、話そうか」と、スタート。
「三味線は三つにばらせるんだよ」
と説明しながら、三つ折れ用ケースから三味線を取り出す。
「うわあ、普通のカバンみたいですね」
知らない人は、三味線が入っているとは思わない形です。
棹のつなぎの部分が金になっているところを見たり、胴の中が、綾杉に彫られているのを見たり、まずは構造を理解。
さわり、棹の種類、細棹、中棹、いい木には虎のような模様があるなど、現物を見ながら説明。
撥は?駒は?と、次から次へと疑問、質問。
「いい三味線は、新品で作る時は、木を見て決めるんだよ」
とこれは写真で説明。
「うわあ、これ、ほんとに木からなんですね」
一丁一丁、オーダーメイドなんですよね。
後半は、弾き方のワークショップ。
弾き方、すくい方を、わたしとお弟子さんで繰り返す。
見ていた別のお弟子さんが、
「他の人の弾き方と、師匠の弾き方を見比べると、違いがわかります」
との感想。これもワークショップならでは。
最後は、締め太鼓をちょっと体験。なかなか左手がむずかしい!
「今日も勉強になりました!」 充実した、楽しい三味線かふぇ、今年も続けます。
願いよ叶え
ここ数日、宝珠を描くお稽古をしている。
宝珠は、願いをかなえてくれる。
ずいぶん前、かかりつけのお医者さんの診察室で、宝珠の絵を見た。「先生の願いはなんですか」と聞いたら、「もっと処方がうまくなって、もっとたくさんの人を救いたい」と即座に答えられたのに、感動を覚えた。
ふと、あの絵を、そして、あの会話を思い出し、宝珠を描いてみたいと思った。
難しくて、なかなかうまく描けない。でも、繰り返し描いている。
宝珠と寿という字をちりばめて、栞を作った。読みかけの本に挟む。
願いよ、叶え。