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第6回 東京教室研鑽会無事に終了
6月1日(土)、第六回研鑽会、お陰様で無事に終了いたしました。
お忙しい中、お越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。
なんと、お浚い会に続き、晴れ。東京ではついに、雨女返上です。
今回も、格調高く、能管と締太鼓での「片シャギリ」で幕開き。
続いて、初舞台。兄弟子達に、鳴物で花を添えてもらって「梅は咲いたか」
今回は、初舞台がもうお一人。なんと、初舞台で「瀧流し」を、さっそうと演奏。
締太鼓デビューもお二人。
最後の、玲伎の演奏は、作詞作曲した曲を2曲。新潟の夏を唄った「柳の四ツ橋」と「おおい雲さん」。シンガーソングライター、まっしぐら?
夏の新潟のライブでは、新潟の食の魅力をぎっしり詰めた曲を、発表する予定です。
今回は、今までで一番出演者の多い会。難しい曲にチャレンジした方、音色にこだわった方、皆さん、お稽古の成果を、十分に発揮していました。
替手、鳴物をあしらった演奏も沢山あり、盛りだくさんのにぎやかな会になりました。
打ち上げでは、反省点や、次回の抱負などで、わいわいと美味しいお酒を飲みました。 皆様、ぜひまたお越しくださいませ。
たま吉さん、のぼり旗祭でピンデビュー!
たまちゃんずとして活躍している新潟教室のたま吉さん。村松甚句のメンバーとしても、地元で活躍していますが、今年ののぼり旗祭りで、いよいよピンデビュー!
6月2日(日)10時から、村松の商店街は歩行者天国に。メインステージのイベントの一つが、「朝川たま吉 端唄三味線ライブ」一人舞台で20分のステージです。
のぼり旗がはためく商店街に、三味線の音が響きます!
お近くの方、ぜひ、応援にお越しくださませ。
2019 スプリングフェスティバルに出演しました
4/21(日)、イオン新潟南のカルチャースクールJEUGIA主催の「スプリングフェスティバル」に、端唄三味線教室のメンバー有志で出演しました。
当日は、三番目の出演。イオンの中央スペースに設けられた特設ステージで、「芝で生まれて」「ぎっちょんちょん」「春はうれしや」「春雨」の4曲を全員で弾き唄い。
すでに何度か出演を重ねているメンバーだけに、落ち着いた演奏。「素敵でした」と、ご来場の方からお声も。
会場には、朝川会のメンバーも応援に駆けつけてくれました。朝川会、結束強し!
観桜会で、たまちゃんず、演奏 2019
朝川会のボランティア演奏ユニット「たまちゃんず」は、4月13日、五泉市の「まおろしの郷」の観桜会にお招きいただきました。
お花見には絶好のよいお天気、会場の窓からは満開の桜が見え、観桜会にはぴったりのお日和。ご家族の方も交えて、楽しい、にぎやかな会でした。
メンバーは、桜に合わせて、ピンクや赤系の着物で登場。おなじみの唄に手拍子をいただいたり、くちずさんでいただいたりと、皆さんに大変楽しんでいただけました。 地域に溶け込み、活動を続ける「たまちゃんず」、ますます活躍します!
竜の骨
細い商店街を歩いていたら
ランドセルを背負った男の子が
お店から飛び出してきて
空を見上げた
あわててわたしも空を見る
マンションとマンションの間の
細く切り取られた夕方の空に
竜の骨のような雲がうかぶ
幹線道路を渡る時
広くなった空を見る
向こうは
始まったばかりの夕焼け
まだ薄いオレンジ色
信号機の赤の方が
よっぽど赤い
竜の骨は結構長い
これからあの一段と高いビルが
真っ赤に染まる
竜の骨は少し溶けている
そしてきっと赤くなって
空に溶けるだろう
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東京教室 第6回 研鑽会
東京教室の研鑽会も6回目となりました。
今回も、格調高く能管と締太鼓で幕開き、名曲、難曲、合奏、締太鼓、笛等、今回も色々と挑戦いたします。
会場は、国の登録有形文化財である「代々木能舞台」。初台にある屋敷内能舞台で、屋内の敷舞台は昭和8年、中庭の本舞台は昭和25年の建築です。今回の研鑽会は敷舞台で演奏いたします。
ちょっと三味線を聴いてみたい方、邦楽にご興味のある方、能舞台を見てみたい方、初夏の一日、お気軽にお越しください。
今回初舞台は2人、鳴物デビューも2人。フレッシュな新人からベテランまで、日頃のお稽古の成果を発表しようと、只今、お稽古中!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
・日 時 令和1年6月1日(土) 開場 13時45分 開演 14時
・場 所 代々木能舞台
渋谷区代々木4-36-14
http://www.yoyoginoubutai.com/
・入場料 無料
・主 催 朝川会
・お問い合わせ お問い合わせフォームよりご連絡ください。
「くるくるくる」の幸せ
商店街を歩いていたら、「くるくるくる」と楽しそうな女の子の声が聞こえた。
ちょっと先で、小さな女の子が、ベビーカーに向かって、人差し指を伸ばして、「くるくるくる」と言いながら、楽しそうに回している。
追い越す時に見てみると、ベビーカーの中には赤ちゃんがいて、目をきらきらさせながら、クルクル回る指を、追っている。
それが、楽しくってしょうがないという感じで、女の子は、「くるくるくる」を続けている。
「くるくるくる」
追い越してからも、女の子の声は、背中から追いかけてくる。
あのくるくる回る人差し指から、きらきら追いかける小さな目から、光の粒が湧き上がって、輪を描いて登っていくようだった。
「くるくるくる」
小さな声でつぶやいてみた。なんだかすごくうれしいものが、湧いてきた。
春の日差しが注ぎ込み、一段と明るくなったアーケードを、くるくるくるっと、駅まで向かった。
第9回 端唄三味線ライブ「糸むすび」終了!
3月31日(日)、新潟市の燕喜館にて、端唄三味線ライブ「糸むすび」を開催。時折風雨が強く、晴れたり降ったりの、春の嵐の一日でしたが、大勢のお客様にお越しいただき、無事に終了しました。
お越しいただきました皆様、ありがとうございます。
今回も、前回に続きテーマは、「新潟と端唄」。
お馴染みの端唄や、新潟の唄「新潟おけさ」「米山甚句」や、自作の曲、「柳の四ツ橋」「古町小路めぐり」など、たっぷり演奏しました。
今回の新作発表は2曲。
古町の雪の風情を唄いました「雪ふる町」と、「おおい雲さん」です。
曲の間には、新潟にまつわる話や、思い出話なども、お話しさせていだきました。
最後は、皆さんで「十日町小唄」を唄って、平成最後の「糸むすび」は終了。
いつしか空も晴れ上がり、皆様に、「楽しかった」とお声をかけていただきました。
帰りには、車中から虹が見え、「これは、吉兆か?」などと、心うきうき。
また、次回も、ぜひ皆さまお越しくださいませ。 2 \lsdlo
「JEUGIAカルチャーセンター springフェスティバル」に出演します 2019
今年も、「JEUGIAカルチャーセンター springフェスティバル」に、カルチャーセンターの生徒さん有志と出演します。
4月21日(日)、イオン新潟南内の特設ステージで演奏。出演は午前中を予定。時間等は未定ですが、決まりましたら、またアップさせていただきます。
今、発表に向けて、皆でお稽古中です!
お時間ございましたら、イオンでのお買い物がてら、ぜひお越しくださいませ。
時も人なり
新幹線から見た雲。ものすごいスピードで走っているものと、止まっているようなもの。
小さい頃から、植物や動物に話しかけていた。生き物だけでなく、石や、時には風にも、話しかけていた。
身の回りのものを、擬人化することが、あまりにも当たり前で、何とも思っていなかった。
年末、新潟に帰る時は、「お正月が来たって、わからないと困るからね」とか言いながら、玄関のドアに正月飾りをつけ、「じゃあ、行ってきます。よいお年を」と部屋に声をかけてから、新潟に帰っていた。
最近ふと思った。
時、も、人なんじゃないか。
「遅い」だの、「もう行くの?」だの、時に対してぶつくさ言っているのは、実は、かわいそうなことなんじゃないか。
そういえば、「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」と芭蕉は言っていた。
元をただせば、李白の詩だ。
そう、昔から、時も人だったのだ。
毎日、毎月、「こんにちは。ようこそ」と、時をお客様のように迎え、「ありがとう、いってらっしゃい」とお見送りする。
そんな時さんとのお付き合いも、いいなあ。
一度、擬人化すると、もはや他の見方はできない。
毎朝、「おはようございます。いらっしゃいませ」という気持ちになる。
時は人なり、だな。