道ばたスイーツ

近所を散歩していたら、なつかしいものに出会った。グミの実である。
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いやあ、懐かしい!子供の頃は、遊びながら食べるおやつだった。ちょっとぐにゅっとしていて、微妙な渋みがある。食べてみたら、変わらぬ味だった。これ、よく食べたなあ。裏庭にあった。
裏や横の庭には、食べられるものがたくさんあった。ごま柿、すもも、栗、くるみ、なつめ、いちじく、柿。よく遊びながら、もいで食べたっけ。
歩きながら、そこらへんでもいで食べたものもたくさんある。
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桑の実もそうだ。このあたりは、昔は養蚕が盛んだったので、子供の頃は、桑の木はそこらじゅうにあった。実が赤いうちは、まだかたくてすっぱい。黒っぽくなると柔くて甘くておいしい。この果汁は、濃い色で、洋服につくと大変だった。
母の実家は、里山の麓なので、いとこ達とよく山へ遊びに行った。そこで始めて木苺を知った。黄色いとがったつぶつぶの実を、「木苺だよ」と教えてもらった。これがまた美味しかった。
道端のおやつは、お金を払わなくても、種をまいて育てなくても、季節になるといつもあった。
今考えると、子供にはなんてありがたいおやつだったんだろう。
心をこめて、「いただきます」

2015-06-23 | Posted in ブログ, 昔の生活No Comments » 

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