2018 深川散歩に行きました

4月の勉強会で学んだ「浮世絵と古地図で見る深川」を、実際に歩こう!という企画で、5月20日、深川散歩に行ってきました。
当日は、さわやかに晴れ上がったお散歩日和。清澄白河駅に集合して、まずは霊巌寺に立ち寄りました。立派な松平定信のお墓を見た後は、深川飯で昼食。
食事が出てくるまでの時間に、深川芸者の資料や写真などを一読。江戸芸者の着付けや、なぜ足袋を履かないのか、などわいわいおしゃべり。たっぷりのアサリが入ったたっぷりの深川飯をいただいた後は、いざ深川資料館へ。
館内は、天保の頃の深川の佐賀町の街並みを再現していて、私の大好きなスポット。建物の中に入ってもいいし、タンスを開けたり、ものに触ったりもOK、写真もOKと、まさに江戸にタイムスリップできる場所。
ボランティア解説員の、いなせな腹掛けの男性に色々と伺っていたら、なんと木遣りがご趣味とか。「いいですね~」と言ったら、小声で一節、唄ってくださいました。よかった~!
途中、かっぽれ踊りを見たりしながら、八百屋などのお店や、船宿、長屋などを、中にあがったり、家具調度品を手に取ったりと、ゆっくり見学。
長火鉢を前に、気分は江戸。

猪牙船をバックに、「深川通い~」

その後は、深川不動尊にお参り。
往時を偲ぶものはほとんどないけれど、ここは花街でにぎわい、磯の香りが漂っていたんだなあと、古地図を見ながら思いをはせました。
最後は門前で軽く一杯でお開き。初夏のさわやかな散歩でした。

2018-05-21 | Posted in ブログ, 朝川会Comments Closed 

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