田植えの手伝い

毎年連休は、友人の家の田植えを手伝いに行っている。かれこれ6年目。いつもお弟子さんたちと一緒だ。今年も、東京から5人が参加した。ベテランあり、初参加あり、久しぶりの人ありと、皆で2日間、田植えのお手伝いをした。
新緑の里山に囲まれ、5月の日差しと風を受けながら身体を動かして働くことは、無条件に楽しい。皆、働きながら満面の笑みだ。
昼食も山菜、筍、おいしいお米と、里の恵みが満載。そして仕事の仕上げは温泉、ビール。
身も心も、美味しい楽しい田植えだった。
苗を植えた後は、水と太陽の光と土とで、苗は大きくなっていく。秋の収穫までは、肥料、水の管理、草取りなど、美味しいお米になるための数多くの作業が続く。
そうして秋に、やっと私たちの食卓に、おいしい新米として上がるのだ。
私たちの食べるものは、本当は、買うものではなく、自然からいただくものなんだ。
食べるものと私たちの間にあるものは、「お金」ではなく、「人の手」、「手間」だ。
大地、自然に手をかけて、そこから収穫したものをいただく。食べることを、いただくというのは、そういうことなんだなあと思った。
お手伝いを終えて、地元の温泉の露天風呂へ行った。山は新緑。色とりどりの緑をまとっている。むくむくと湧いてくるような緑の木々だ。なんだかお腹がすいてきた。
夜は、山菜と地酒で、打ち上げだ!

2016-05-05 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

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