2017年 鈍行の旅

私が学生の頃、東京、新潟間の電車と言えば、「特急とき」か「急行佐渡」だった。帰省の時は、新潟県境の山々や川の美しい景色を眺めるのが、楽しみだった。
新幹線に乗り始めた頃は、長岡駅から高崎駅までの間がほとんどトンネルで、あの美しい景色が眺められないのかと、残念だった。
今年のお正月、新潟から東京に戻る際に、どうせ混むし並ぶし、ここは思い切って全部鈍行で帰ったらどうだろうと思いついた。急ぐ旅ではなし、あの懐かしい景色に会えるし、と、1月4日、鈍行で東京まで帰ってみた。
天気は曇り、県境は雪、トンネルを抜けたら晴れ。美しい夕焼けが見られた。
しかし、初めてのため勝手がわからず、良い席もとれず、窓が曇っていたため、景色もよく見えず、ちょっと残念だった。
そこで1月10日、鈍行の旅に再チャレンジ。今度は、お天気は絶好の晴れ。良い席も確保できた。
新津駅を昼前に出発。

越後国一宮のある弥彦山を遠くに眺め。

小出駅では、越後三山といわれる中ノ岳、越後駒ケ岳、八海山の雪山に喝采。

県境の雪山を眺めつつ

群馬県に入り、夕焼けを堪能し、高崎からは読書をして到着。
今の鈍行列車は椅子もふかふかだし、ちっとも疲れなかった。
時間がある時は、またやってみようかな。
新潟は昨日から大雪だ。越後平野も白一色になってしまった。

2017-01-14 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

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