ダンゴムシ

紫陽花ももう終わりだ。少し前の写真で、ガクアジサイ。この花も好きだ。。

ダンゴムシは小さい時から、身近な虫だ。どこにでもいるし、石をどけるとその下には、いつもたくさんいた。ちょっと触ると、くるっと丸く団子状になってしまう。それがおもしろくて、子どもの時によく遊んでいた。
畑の草をとって積んでおくと、すぐにその下は、ミミズとダンゴムシでいっぱいになる。ダンゴムシは草を食べて分解してくれるし、ミミズは、さらにそれを食べてよい土を作ってくれるので、両方共、畑にとってはありがたい虫たちである。
先日、草の下にダンゴムシがいっぱいいたので、皆踏みつぶした、と言っていた知り合いがいた。残念。ダンゴムシはいい土にするのに必要なのに。益虫ですよと教えたら、びっくりしていた。
何も悪いことをしていない、もしくは良いことをしているのに、嫌われて害虫だと思われる虫たちを、不快害虫というのだそうだ。ダンゴムシもその一つらしい。なんだか可愛そうだ。
もっとも害虫とか益虫というのは、人間からみての話しだから、他の生き物からみたら、益虫、害虫も違うかもしれない。それに、昆虫の世界は、まだわかっていないことがたくさんあって、害虫かと思っていたら益虫かもしれないということもあるらしい。それに、もっと大きな自然の循環からみたら、益虫も害虫もないかもしれない。
でも、ただ草を食べていただけで、踏み潰されちゃったダンゴムシたちにとって、人間は間違いなく害虫、いや害人なんだろうな。

2016-07-17 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

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