ふるふる

昨日は、この季節にしては、本当に珍しく、朝から雲一つない快晴だった。実にお散歩日和なのだが、残念ながら時間がとれず、夕方になった。

さぞかしすばらしい夕暮れになるのだろうと思っていたが、案の定。

西は、うっすらとオレンジ色に輝き、東の空は、バラ色に染まっている。

くるりと見渡せば、オレンジ色からバラ色へ、そしてまたオレンジ色へと、円い大地の縁が染まっている。

ふと、思い立って、二階の窓のカーテンを開けてみた。

そこには、すばらしい夕暮れが広がっていた。

まぎれもない、今年一番の夕暮.

窓は一枚の絵のように、スクリーンのように、ゆっくり暮れていく空を見せてくれた。

心が、ふるえている。

うれしいのか、せつないのか、よくわからない。

ただ、わかるのは、心が小さくふるえていること。

夕暮れはゆっくり消え、暗くなった。

昨夜は、満天の星空だった。

2019-12-17 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

関連記事