雨上がりの散歩

今朝はすっきり早朝に目が覚めた。外は、青空が広がっているようだ。
「よし、こんな朝は散歩!」
急いで起きて、家を出る。おっとっと。まだ雨が降り残っている。空は、晴れていて、ほんの少ししか雲が残っていないのに。傘を片手に歩き出す。みるみるうちに青空が広がって、雨は止んだ。
集落を通り抜け、川沿いの道へ。里山は、ケヤキなどの雑木の新緑が、微妙に異なった薄緑の重なりになってきれいだ。川原にいつの間にか生えてしまった落葉樹たちは、もはや林になっている。おや、なんだか甘いいい香りが。これは覚えがあるような、、、。
山登りをしていた時に、よくかいだ森林浴の香りだ。
時折聞こえるキジの声。遠くにはうぐいす。
橋まで来た。川面には、空がきれい映っている。水鏡、いや川鏡か。

帰り道に見た水たまり。なんとハート形。

明け方の土砂降りの雨に洗われたように、木々の緑も、日の光も、風も、みんな透明できれいだ。
心までも透明になる。無性に、すべての存在が、きれいだなと思う。
息をすると、体まで透明になりそうだ。
道の脇に積まれた草捨て場。投げ捨てられた大根たちが、花ざかりだ。
天然の花壇。

わたしの好きな五月が来る。

2017-04-28 | Posted in つれづれ, ブログComments Closed 

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