今年もスタート「三味線かふぇ」 2019
1月14日、今年初めての「三味線かふぇ」を開催。
「ネットで中古三味線を落としたんですけど、金ほぞって、なんですか?」
新年のあいさつの後、すぐに三味線の話題に。
「それじゃあ、今日はそのあたりから、話そうか」と、スタート。
「三味線は三つにばらせるんだよ」
と説明しながら、三つ折れ用ケースから三味線を取り出す。
「うわあ、普通のカバンみたいですね」
知らない人は、三味線が入っているとは思わない形です。
棹のつなぎの部分が金になっているところを見たり、胴の中が、綾杉に彫られているのを見たり、まずは構造を理解。
さわり、棹の種類、細棹、中棹、いい木には虎のような模様があるなど、現物を見ながら説明。
撥は?駒は?と、次から次へと疑問、質問。
「いい三味線は、新品で作る時は、木を見て決めるんだよ」
とこれは写真で説明。

「うわあ、これ、ほんとに木からなんですね」
一丁一丁、オーダーメイドなんですよね。
後半は、弾き方のワークショップ。
弾き方、すくい方を、わたしとお弟子さんで繰り返す。
見ていた別のお弟子さんが、
「他の人の弾き方と、師匠の弾き方を見比べると、違いがわかります」
との感想。これもワークショップならでは。
最後は、締め太鼓をちょっと体験。なかなか左手がむずかしい!
「今日も勉強になりました!」 充実した、楽しい三味線かふぇ、今年も続けます。