音の多様性

父が大のクラシック好きだったため、幼稚園の頃からクラシック音楽漬け。保育園に行く前には必ず「乾杯の唄」、帰ってきたら、「剣の舞」、だから落ち着きのない子になったのか。小学校高学年からは、外国のポップスに目覚め、中学からはロックバンドが趣味に。20代中盤で、なんだかロックが面白くなくなり、他の音楽をやろうといろいろ聞いたが、どれもピンと来なかった。そして、三十代で三味線に出会った。これは面白いと思った。
お稽古はもちろん、歌舞伎を見たり、演奏を聞いたりと、なんでも面白かった。こんなに面白いものに、日本にいながら、なんで今まで出会わなかったんだろう、本当にもったいないとつくづく思った。もっと若い頃に、出会っていれば。
でもロックに飽きた時に、何か面白い音楽はないかと色々聞いた中に長唄もあった。でも、その時はなんとも思わなかったんだよね。ああ、もったいない。
日本に暮らして英語を学べば、二カ国後しゃべれる。日本に暮らして洋楽を学べば邦楽と洋楽の二種類の音楽が楽しめる、はずだよね。本来。
多様な方が面白い。人だって、音楽だって。

2015-12-10 | Posted in つれづれ, ブログNo Comments » 

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