夏が来た

雨で庭の花が地面にお辞儀。花びらが散っていた。

新潟は、先週梅雨明けと発表があった。それなのに、それほど真夏という感じにはならず、朝晩は少し涼しかった。それになんといっても、蝉が全然鳴かない。これは、どういうことだと、ちょっと不安になった。蝉は一日中うるさいくらいでに鳴き、暑苦しいようでもあるが、夏が来たと実感する音でもあった。
それなのに、全然鳴かない。もしかして、今年のアメリカシロヒトリの薬剤が、強くなっていて、何か蝉に悪いことが起きたのだろうか?そういえば、マツバボタンにブンブンと、遠くからでも聞こえてくるくらい大きな音で、朝の開花に合わせて集まる蜂の羽音も聞こえない。
いよいよ不安になっていたところ、昨日は一日かなりの雨、そして、今日の午後から、文句なしの夏空になった。
関東は梅雨明けとのニュース。なんと、午後から急にたくさんの蝉が鳴き出した。
お、これは?そうなのだ。新潟も本当は今日が梅雨明けなのだ。気象庁よりも蝉がよく知っている。トマトが急に真っ赤になってきた。野菜も知っている。
昨日の雨と、今日の日差しで、入道雲と一緒に、夏もぐんぐん湧いてきた。
暑い、暑い、けれども、心地よい。
そして夜は、まだほんの少ししか鳴いていない虫の声を聞きながら、扇風機にあたる。
これまた心地よい。
さあ、夏だ。明日のお稽古は浴衣で出かけよう。

2016-07-28 | Posted in ブログ, 自然Comments Closed 

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