お彌彦様だよ~

今年は越後一宮の彌彦神社の御遷座百年にあたり、記念事業奉祝行事が数々行われている。その行事の一つに「宇宙に輝く100のきらめき公演」というイベントがあり、「これに出たいんです」と、お弟子さんのSさんが、お稽古の時に相談に来た。
「面白そうじゃない。どんどん応募しなさい!」と後押し。「でも、受かったら、誰か一緒に出てくれるでしょうか?」と不安げなSさん。「そんなことは、受かってから考えればいいのよ。大丈夫。なんとかなるから」とどんとひと押し。
そして見事出演が決まり、朝川会でユニットを組んで活動しはじめた二人に声をかける。二つ返事でOKになり、更に、朝川会で笛を教えてくれているHさんまで、出演してくれるとのこと。私を入れて5人のチームになった。
「御遷座百年を新潟県民みんなでお祝いしましょう」との趣旨にあわせ、皆で、お祝いのための替え唄を作って、お稽古した。着物はどんなのにする?などと、お祝いモードで準備万端。
当日は近くの公民館でお稽古をしてから、会場へ。

会場のヤホールは、ステージの後ろが開閉できるガラス窓。森の緑が美しい。インド舞踊、合唱、ボサノバなど、内容はかなりバラエティに富んでいる。私たちは最後から二番目だ。
司会の紹介が終わると演奏スタート。能管と締太鼓の「片しゃぎり」で始まり、一曲目は「並木駒形」。「お彌彦様だよ~」「アイアーイ」、「御遷座百年だよ~」「おめでとうございま~す」と、唄の中ににぎやかな掛け声を入れる。まずはお祝いムードを盛り上げ、次は「梅は咲いたか」。「信濃川から 小舟を急がせ・・・船から上がって大鳥居 お彌彦様へご案内」、彌彦バージョンの唄は続く。最後は、お賑やかに「奴さん」で演奏終了。

終演後は社務所で、スタッフや神職の皆さん、出演者で懇親会。なかなか盛り上がりました。
弥彦山は、越後平野からはどこからでも見える、越後人の心のお山。学校の遠足でも定番だ。そして、今回は私の最長ドライブ記録でもあった。ナビの無い車なので、何度も何度も地図を頭に入れて出かけたのだ。ちょいと迷ったけど、無事に行って来られて、良かった~~。

2015-09-16 | Posted in ブログ, 朝川会No Comments » 

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