葉っぱの毛布
いよいよ11月もあとわずか。朝から、ザアッと雨が吹き荒れたり、急に日が差したりと、お天気がめまぐるしく変わる。冬に入る頃のお決まりのお天気だ。
きれいな紅葉で目を楽しませてくれたドウダンツツジも、かなり葉を落としてしまった。さながら紅葉の絨毯。
大好きな木蓮の木の下へ行ってみる。
ほとんどの葉が落ちてしまった。これから降る雪にそなえて、地面はふかふかの木蓮の葉の毛布をかぶっている。準備万端。
木蓮のつぼみも、ふかふかの帽子を、すっぽり頭からかぶっているようだ。
雨が通り過ぎて、また青空が出てきた。花梨の実が、いくつかまだ頑張って枝についている。
こういうお天気の日は、うまくすると虹が見えたりする。
久しぶりに虹に会いたいなあ。楽しい冬になりそうな気がするから。