台湾ライブ 盛況でした!
11/10(日)、朝川会東京教室と新潟教室の18名に私と笛の百麗さんを加え、総勢20名で台北で端唄三味線ライブを行いました。
そもそもは、東京教室の王さんの「いつか台湾で端唄三味線ライブを行いたい」との思いからスタートしたこの企画。コロナで延期になり、ようやく実現しました。
会場は、日本統治時代の料亭だった「紀州庵」。今は、重要文化財として保存され、紀州庵新館とともに、文学の発信基地として利用されています。
宴会場として使われていた広間は、まるで日本にいるよう。その昔、ここで、三味線の音が響いていたのだろうなとの思いがわきました。
開場前からお客様が並び、入りきれないお客様は、廊下に座るなど、満員御礼!中には、1時間以上かけてお越しくださったお客様も。そして、日本からの応援団も。
朝川会一門は、台湾ライブのために作った揃いの浴衣で演奏。幕開きは、黒紋付姿で格調高く片シャギリ。オープニングは、大勢でにぎやかに「さわぎ」。
端唄の間には、笛の演奏や、三味線で唄う台湾民謡などをはさみ、フィナーレは、十日町小唄をにぎやかに踊りつきで。
一緒に唄ってくださったり、踊りでは手振りをまねしてくださったりと、会場と一緒になった楽しいライブでした。
ライブ終演後は、「三味線について質問したい」などと話しかけてくださったり、「日本舞踊をやっています」とご自分の踊りの動画を見せてくださったりと、お客様との交流もはずみました。
実は、開演前にまさかのトラブル!
なんと、三味線の皮が破れている!!!急遽、その場でのやりくりを決め、全員力を合わせて、なんとか無事に乗り切りました。
打ち上げは、豪華にホテルで会食。揃いの浴衣のデザインから仕立ての発注、チラシや番組の作成、歌詞の台紙作成、楽器の運搬、当日の着付け、ホテルや飛行機の手配、観光の手配、司会や通訳、観光の案内等など、お弟子さん達が、それぞれ担当してくれました。企画段階から、ライブの日まで、さまざまな準備がありましたが、皆の力の結集だったと、あらためてしみじみ思いました。
思い出に残る台湾ライブ。
ぜひまた行きたい!と思っています。