レンゲショウマ2019
朝川会のマークは、レンゲショウマの花。私が山登りをやっていた時に、一番大好きだった花。本州の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山の湿り気のある林下に生える山野草。鳳凰三山に登る時に、初めて出会った花。薄暗い林下に、うつむいて咲いている花が、ずっと続いているのは、夢見るような光景だった。憧れていた花に会った日。
朝川会のマークにしてから、「あれ、新潟には無いんだ」と、後で気づいた。ごめんなさい!
でも、先日、新潟のお弟子さんから、レンゲショウマの鉢植えをいただいた。
ちょうど咲いていて、更に二輪咲きそうになっていた。
「これから手元で、レンゲショウマの花が見られる」
この夏の驚きと幸せ。
玄関のハナミズキの下に、鉢を置いてみる。ゆらゆら揺れて、咲いている。
どんな夢を見ているのか。
レンゲショウマ、花ことばは、「伝統美」。